もう出荷する商品があるというので、その作業も見せていただきました。葉さんの腰丈ほどに成長した羅漢松は、素人の私たちが見ても、とても立派なのがわかります。「これは非常にいい出来です。枝の造形、葉の量、ボリュームも申し分ない。このように豊満に見えることが大事です。展示会に出してもいいくらいの出来ですよ!」と上機嫌の葉さん。
根を傷つけないように注意して掘り起こし、盆に移します。ここまで大きくなると、かなりの重さがあります。紐でしばり、担いで移動させますが、大変そう…。盆に移す最後の作業は、葉さん自ら行います。その真剣な眼差しは、芸術家の顔です。「羅漢松本来の元の形を大事にしつつ、バランスよく大きな木のように形作る、芸術的な作業です」と葉さん。
盆に移し替えた後も、この角度から撮ってほしいと、盆を回しながら角度を選んでくれました。10数年もかけて育てた羅漢松は、まるで子供の様なんでしょうね。愛情たっぷり、といった感じです。
葉さんの盆栽は人気が高く、5000元(約64500円)程度で売れるそうです。中国の物価を考えると、とても高価ですが、それだけ評価が高いということですね。一緒に働いているお弟子さんの游さんに、葉さんについて尋ねると「葉さんはとてもいい人で、親切に指導してくれます。まるで父親のようで、本当によくしてもらっている」とのこと。師匠と弟子の素適な関係が築かれているようです。
作業を終えると、家族も従業員もみんなでお昼ご飯です。自給自足をしている葉さん、野菜もお肉もすべて自家製。テーブルいっぱいに料理が並びます。息子さんの葉 強(ヨウ キョウ)さん(32歳)と、葉 カイさん(30歳)と彼の奥さんも揃って賑やかで楽しいお昼です。
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■葉さん指定のアングルで

■皆で食べると美味しい

■ご飯の入ったおひつ
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