双流市場から少し離れた郊外に、のどかな菜の花畑が広がる板橋村があります。ここに、双流市場でソーセージや干し肉などを販売している、王春林(オウ シュンリン)さん(38歳)と、奥さんの付維英(フ イエイ)さん(37歳)の昨年新築したばかりの自宅兼作業場があります。迎えてくれたのは、付さんとお義母さんの陳世京(チン セキョウ)さん(76歳)です。ご主人の王さんは、市場で店番をしているとのこと。ソーセージと干し肉を作るのは、付さんの担当だそうです。さっそく作るところを見せていただきます。
まず見せていただいたのは、ソーセージ作りです。用意するのは、豚肉。これは、モモの後ろの方のお肉だそうです。この部分は、脂が少なく、ソーセージ作りに適しているんだとか。そして、豚の小腸。こんな白い色をしているんですね。そして、味の決め手となる香辛料です。塩、砂糖、化学調味料、花椒(山椒)、唐辛子粉、香料、そして白酒という中国伝統の強いお酒です。まずは、お肉を水で洗い、薄くスライスしていきます。
用意した香辛料を、独自の割合で配合します。いちいち計らなくとも、長年の勘でわかるそうです。さすが! 唐辛子粉と花椒(山椒)を多めに入れるのが四川流。やはり辛い味付けが好まれるのだそうです。辛いソーセージは、四川の家庭料理には欠かせないそうです。出来上がった調味料を、スライスした肉にたっぷりまぶします。
続いて、干し肉作りです。まず、塩をフライパンで炒め、そこに八角や花椒(山椒)などの香辛料を加えます。香りがよくなり、美味しくできるそうです。これを豚肉のモモ肉にすり込みます。2〜3日、風通しのよい所で干してから、水洗いで塩を落とし、1〜2日燻製にします。出来上がったら、すぐ食べられます。
作業が終わると、ご主人の王さんも市場から戻って、お子さんの王奕天(オウ イッテン)君(12歳)と皆でお昼ご飯です。もちろん、自家製のソーセージや干し肉を薄くスライスして、蒸したものが食卓に上ります。美味しそう!
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■あとは干すだけ!

■塩と香辛料をまぶして干す

■出来上がった干し肉

■双流市場のお店 |