お国自慢レシピ

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■材料/8人分

余白用 ■ニシンの酢漬け 300g 余白用 □マスタード 10g
  □赤ワインビネガー 10cc   □塩 少々
  □砂糖 20g   □胡椒 少々
  □サラダオイル 10cc   □水 適量
  □ディール 適宜     


■作り方
1.ニシンの酢漬けを用意しましょう

作り方1三枚に卸したニシンの酢漬けが手に入れば、簡単! 2〜3ミリの厚さに切り分けましょう。また、酢漬けではなく、新鮮なニシンが手に入ったならば、<ウクライナ料理/セリオトカ⇒>を参考にして、ニシンの酢漬けを是非作ってみてください。


2.マスタードソースを作ります

ボウルを用意してください。ボウルの中に、マスタード、赤ワインビネガー、塩、砂糖、胡椒、サラダオイルを入れて、レードル(泡立て器)で混ぜ合わせましょう。


3.ニシンを和えれば出来上がり!

(2)の中へ(1)のニシンを入れて、マスタードソースと和えましょう。味が濃い場合には、水を少量ずつ加えて、味の調整をします。あとは皿に盛りつけたニシンの上に、香りづけのディールを適量ちぎって飾れば出来上がりです。

スライスして、水にさらした玉ねぎや、赤玉ねぎを添えると、マスタード風味のニシンの味がしまります。またフィンランドのパン、黒パンにもニシンのマスタードソースはよく合います。


■料理のPOINT

One Pointアドバイス 例年10月になると、フィンランドではニシン市が開催されます。ヘルシンキでは、最も古いイベントの1つで、港に面したマーケット広場では大賑わいを見せます。漁師さんは、生のニシンだけでなく、自分で捕獲してきたニシンを、漁師さんそれぞれの秘伝のレシピで酢漬けしたものも販売します。今回紹介したようなマスタード風味ほか、トマト味などのニシンの酢漬けが並びます。

 新鮮なニシンが手に入ったなら、ニシンの酢漬けを作ってみましょう。ニシンがない場合には、イワシやアジを代用しましょう。

One Pointアドバイス 【ポイント1】今回は、マスタード風味がポイント。マスタードソースに漬け込んで味を馴染ませるよりは、食べる直前にソースと和えて、マスタードの風味を楽しみましょう。

【ポイント2】ディールは欠かせない香草。爽やかな風味を加えてくれるディールは、ニシンにもサーモンにもよく合います。サンマの塩焼きに、ディールをちぎって振りかけると、見た目もイタリアンなどの洋風レストランの一品並みにグレードアップします。


■Miniコラム

ミニコラム フィンランド・デザインに注目!

 スッキリとしたシンプルなフォルムのなかに、ぬくもりを感じさせるフィンランドのデザイン。北欧デザインとひとくくりにされることが多いのですが、今回はフィンランド・デザインに注目します。

 20世紀を代表する巨匠アルヴァ・アアルト(ALVAR AALTO 1898〜1976)は、フィンランド・デザインを代表する建築家であり、インテリアデザイナーです。ヘルシンキには、彼が内装を手がけたレストラン「サヴォイ(Savoy)」があります。そこに置かれた事から、別名「サヴォイベース」とも呼ばれているフラワーベースはあまりにも有名。現在もオープン当時のオリジナル・インテリアが使われています。

ミニコラム「サヴォイベース」は、創業1881年の、世界が認める一流のガラスメーカー、イッタラ(iittala)で、いまでも製造されています。現在イッタラは若手デザイナーの起用に積極的で、老舗陶器メーカーのアラビアを傘下に入れ、伝統的なものから先鋭的なものまで揃っています。また、器以外の工芸工業製品では、携帯電話のノキア(NOKIA)は、手に取ったことがある、または実際に使用しているなど、我々にとっても馴染みあるブランドでしょう。その先進的な技術とともに、洗練されたデザインに定評があります。

 テキスタイル・デザインでは、女性デザイナー、マイヤ・イソラ(1927〜2001)のマリメッコ(marimekko)が代表的です。

ミニコラム 画像上:アルヴァ・アアルトのフラワーベース「サヴォイ」
画像中:プラスチックの持ちは、デザイン的インパクトと共に、熱さや冷たさを感じさせない断熱効果がある。スウェーデンの新進デザイナー、ピョーン・ダルストロムの作品
画像下:marimekkoらしい、大胆に絵柄を配したテキスタイル


■今回料理を紹介してくれたレストラン

紹介しているレシピは、『フィンランド・カフェ2004』の期間限定イベント『Food Week』のランチ・コースメニューで提供されたものです。

『FINLAND CAFE/フィンランド・カフェ』
★『フィンランド・カフェ』は、2002年にはじまった、フィンランド政府観光局主催の人気イベント。毎年秋に開催されるが、ムーミン、サンタクロース、オーロラだけじゃない、フィンランドの魅力がたっぷり味わえるカフェ。アート、ミュージック、デザインなど、フィンランドの今を感じて、知ることができる。次回の開催が待ち遠しい。

2004年秋に開催された、
フィンランドの今を五感で体験できるイベント!

●Food Week
フィンランド大使館シェフによる、本場レシピのフィンランド・ランチ! ランチ・コースは、スープ、スターター、メイン、デザート、ロバート・コーヒーやハーブティのフルコースが日替わりで提供された。
●Art Week
アキ・カウリスマキ監督作品を中心にフィンランド映画を上映したり、写真家マルヤ・レーナ・フッカネン撮影のモノクロ写真展も開催。
●Design Wee
企業、デザイナー、アーティスト、ミュージシャン、学生などあらゆるジャンルでクリエイティブに関わっている人が集まった「東京デザイナーズウィーク」ほか、照明デザイナー石井幹子氏を招いて「Candle Night Talk」を開催。キャンドルライトの下で、灯りと暮らしについて語りあった。

フィンランド政府観光局URL:
http://www.moimoifinland.com/

レストラン
2004年、フィンランド・カフェは『スペース・フォース』(東京・目黒)で開催。さまざまなイベントが催され、期間中はフィンランド一色に染まった。
レストラン
2004年9月から東京フィンランド大使館シェフを勤める、ユルキ・ヤースケライネン(Jyrki Jääskeläinen)さん。1962年ヘルシンキ生まれで、83年専門学校を卒業後、軍隊に入隊。国連の仕事で中東のゴラン高原でチーフシェフを務め、その後、サンクトペテルブルグ、北京、モスクワ、ボンと約10年間、フィンランド大使館の料理番を務めている。

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