お国自慢レシピ

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■材料/8人分

余白用 <オーブンフライドサーモン> 余白用 <白ワインソース 材料>
  ■サーモンの切り身 80g×8枚   ●エシャロット 2個
  ■にんじん 1本   ●白ワインビネガー 10cc
  ■ズッキーニ 1本   ●白ワイン 100cc
  ■ジャガイモ 4個   ●魚のスープストック 100cc
  ■バター 160g   ●小麦粉(薄力粉) 10g
  ■オリーブオイル 適量   ●生クリーム 100cc
  ■塩 適量     
  ■胡椒 適量     
  ■白ワイン 適量     
  ■ディール 適量     

余白用 ※魚のスープストックについてはこちらをご覧ください。


■作り方
1.サーモンの下準備をします。

作り方1サーモンは生を用意します。切り身1枚が1人分です。できれば、サーモンの皮はそぎ落として、サーモンの両面に軽く、塩・胡椒をします。甘塩のサーモンの切り身でしたら、塩をしないで胡椒だけしましょう。


2.野菜の下準備をします。

にんじん、ズッキーニはマッチ棒状に切ります。お湯に塩を少々入れて、軽くボイルします。付け合わせのジャガイモは、皮をむいて適当な大きさに切り、水からボイルします。軟らかくなったら出来上がりですが、お湯を切ってから乾煎り(からいり)して粉ふきイモにしてもいいでしょう。ジャガイモのホクホク感が増します。


3.オーブンでサーモンを蒸し焼きにします。

アルミホイルを用意します。オーブンの天版の上に、サーモンや野菜をゆったりと包み込めるくらい余裕をもたせてアルミホイルを引きます。アルミホイルの具材が乗る面に、オリーブオイルを薄く塗り、にんじん、ズッキーニを八等分に盛りつけます。その上にサーモンを乗せて、サーモンの上にバターを一片、ディールを適当にちぎって乗せて、白ワインを振りかけて、アルミホイルをしっかりと閉じます。180℃のオーブンで約10分ほど蒸し焼きにしましょう。
☆アルミホイルの包み方
1・アルミフォイルの上部を閉じて、ひと折、ふた折りにする。
2・両端もひと折りか、ふた折りして閉じましょう。
3・これで完成です。
作り方3


4.白ワインソースを作ります。

みじん切りにしたエシャロットをバターで炒めます。色づかないように弱火で、透き通るまで炒めましょう。その中に小麦粉を入れて、小麦粉臭さが抜けるまで炒めます。この時、決して焦がさないように注意してください。次に白ワインビネガー、白ワインを加え、よく混ぜ合わせて水分がなくなるまで煮詰めます。一旦煮詰めた白ワインソースに、魚のスープストック、生クリームを加えとろみがついたら、塩、胡椒で味を整えます。


5.お皿に盛りつければ出来上がりです。

ズッキーニとにんじんの細切りの上にサーモンをのせたまま、お皿に盛りつけましょう。付け合わせにジャガイモを盛り、お好みで串切りのレモンを添えます。白ワインソースは、サーモンの上にかけずに周りに盛りつけます。


■料理のPOINT

One Pointアドバイス フィンランドは、自然に恵まれているので、新鮮な食材が豊富です。中でもサーモンは、フィンランドでは欠かせない食材。前菜には「スモークサーモン」。メインディッシュには、今回紹介したオーブンで焼いたサーモンに、白ワインのホワイトソースを添えた料理が代表的です。また、クリームシチューのような「サーモンの入ったスープ」も、よく食べられるポピュラーな料理。

 今回、料理の手順は、そう難しくはありません。

【ポイント1】大きなオーブンがない場合には、オーブントースターを利用しましょう。オーブントースターを利用するときには、1人前ずつサーモンをアルミホイルで包むといいでしょう。

【ポイント2】白ワインソースは、純白の雪のように白く仕上げることがポイントです。エシャロットを炒めるときには、エシャロットはもちろんですが、バターも焦がさないように弱火で!また、小麦粉も、粉臭さを飛ばすために炒めますが、この時にも焦がさないように注意です。

ポイント3/魚のスープストック 魚のスープストックを本格的に作るのなら、魚の骨/玉ねぎ/人参/セロリ/ローリエなどを煮込んで作ります。魚の骨や粗はスーパーの魚コーナーの『魚の粗パック』を利用するか、魚屋さんに分けてもらいましょう。スープを煮込む手間を省きたい時には、魚のスープの缶詰『ヒュメ・ド・ポワソン』を使いましょう。またはチキンブイヨンで代用してもOKです。


■Miniコラム

ミニコラム フィンランド料理には、自然の恵みがいっぱい!

 北欧の地、フィンランド。5月から7月の夏の時期は1日中太陽が沈まない『白夜』が続きます。その夏の時期には新鮮な食材が食卓を飾ります。5月の雪解けには新じゃがやサヤエンドウなど新鮮な野菜が、8月中旬にはキノコ類、ベリーなどの森の恵みがマーケットに並びます。また、フィンランドには湖が多く、18万8000もの湖があり、湖からの幸も豊富です。もちろんサーモン、ニシンを代表する海の幸も楽しめます。

 フィンランドの北に位置するラップランドの料理は、秋が深まる10月からがいよいよ本番。8月の下旬には、ラップランドでは紅葉が始まり、10月中旬までには南のヘルシンキまで、秋の装いの紅葉に染まります。

ミニコラム ラップランド料理は、トナカイやサーモンなどの食材を使った、スープなどの体を芯から温めるような料理。ほくほくのマッシュポテトに、トナカイ肉の煮込みをのせた『ポロン・カリストウス』は、ラップランドを代表する名物料理です。大自然に囲まれたラップランドの料理は、どれも素材の味が活きていて、まるで、自然そのものを味わっているようです。

 今回紹介しているフィンランド料理は、郷土料理的なラップランド料理とは違いますが、これは、近年のフィンランドで一般的な、『セルフサービス・スタイル』でよく出される料理です。フィンランドの人たちは、ランチや夕食時にホテルのレストランやカフェに出掛けて、ブッフェスタイルの食事を楽しんでいるようです。

画像上:『マッシュルームのスープ』フィンランドでは、森からの贈り物『キノコ』は、スープだけではなくサラダや肉、魚料理のソースとしても大活躍。これからの季節、秋から冬にかけて食卓を賑わします。
画像下:『トナカイの缶詰』日本の食卓には馴染みのないトナカイですが、フィンランドでは缶詰で売られるほどポピュラー。


■今回料理を紹介してくれたレストラン

紹介しているレシピは、『フィンランド・カフェ2004』の期間限定イベント『Food Week』のランチ・コースメニューで提供されたものです。

『FINLAND CAFE/フィンランド・カフェ』
★『フィンランド・カフェ』は、2002年にはじまった、フィンランド政府観光局主催の人気イベント。毎年秋に開催されるが、ムーミン、サンタクロース、オーロラだけじゃない、フィンランドの魅力がたっぷり味わえるカフェ。アート、ミュージック、デザインなど、フィンランドの今を感じて、知ることができる。次回の開催が待ち遠しい。

2004年秋に開催された、
フィンランドの今を五感で体験できるイベント!

●Food Week
フィンランド大使館シェフによる、本場レシピのフィンランド・ランチ! ランチ・コースは、スープ、スターター、メイン、デザート、ロバート・コーヒーやハーブティのフルコースが日替わりで提供された。
●Art Week
アキ・カウリスマキ監督作品を中心にフィンランド映画を上映したり、写真家マルヤ・レーナ・フッカネン撮影のモノクロ写真展も開催。
●Design Wee
企業、デザイナー、アーティスト、ミュージシャン、学生などあらゆるジャンルでクリエイティブに関わっている人が集まった「東京デザイナーズウィーク」ほか、照明デザイナー石井幹子氏を招いて「Candle Night Talk」を開催。キャンドルライトの下で、灯りと暮らしについて語りあった。

フィンランド政府観光局URL:
http://www.moimoifinland.com/

レストラン
2004年、フィンランド・カフェは『スペース・フォース』(東京・目黒)で開催。さまざまなイベントが催され、期間中はフィンランド一色に染まった。
レストラン
2004年9月から東京フィンランド大使館シェフを勤める、ユルキ・ヤースケライネン(Jyrki Jääskeläinen)さん。1962年ヘルシンキ生まれで、83年専門学校を卒業後、軍隊に入隊。国連の仕事で中東のゴラン高原でチーフシェフを務め、その後、サンクトペテルブルグ、北京、モスクワ、ボンと約10年間、フィンランド大使館の料理番を務めている。

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