お国自慢レシピ


Caldo Verde
■材料/4人分

余白用
●玉ねぎ 1コ
●ニンニク 1片
●ジャガイモ 2コ
●小松菜の葉 20〜25枚
●水 600cc
●ドライソーセージ 4枚
●オリーブオイル 大さじ3
●塩 少々
●ローリエ 1枚


■作り方
1.野菜を刻みましょう。

玉ねぎとニンニクはうす切り。ジャガイモは、皮をむいて半月切りにします。小松菜は葉の部分を細かく千切りにして熱湯にひとくぐりさせて火を通し、水にさらして灰汁(あく)を抜き、よく水を絞っておきます。

2.野菜をオリーブオイルで炒めましょう。

作り方2オリーブオイルを鍋に入れ、ニンニクを入れて火をつけます。ニンニクの香りが立ってきたら、玉ねぎとローリエを入れて炒めます。ローリエがこげないように、弱火から中火で炒めましょう。玉ねぎが透き通ってきたら、ジャガイモを入れて軽く炒めます。


3.ジャガイモが軟らかくなるまで煮ます。

作り方3鍋に水を入れ、ジャガイモが軟らかくなるまで煮ます。ジャガイモが軟らかくなったら、火から下ろして、ローリエを取り除きます。スティックミキサーかミキサーにかけ、塩を加え味を整えます。ここで、スープの味が濃いようでしたら、水を加えて調整して下さい。


4.小松菜を加えて温めれば出来上がり!

作り方4鍋を再び火にかけて、ひと煮立ちしたら、小松菜を加えて火を止めます。スープを器に盛り、ドライソーセージを浮かせ、オリーブオイルをかければ出来上がりです。


■料理のPOINT

One Pointアドバイススティックミキサーが便利!!
 手早く簡単にできる具だくさんのスープです。飲むと言うよりは『食べるスープ』。日本のおみそ汁のように、ポルトガルではポピュラーなスープです。
 ポイントは、スティックミキサーまたはミキサーにかけるときに、野菜の食感が残る程度に粗く砕くこと。ポタージュのようにきめ細かくはすりつぶさないことです。玉ねぎも、ジャガイモもしっかりと食感を残しながら、スープにとろみをもたせます。なので、ミキサーよりもスティックミキサーの方が適しています。
 スティックミキサーがご家庭になくて、ミキサーにかける場合は、あら熱をとってからミキシングしましょう。熱いままでミキシングすると、吹き上がってくることがあるので、危険です。
 ドライソーセージは、カルパス、サラミと呼ばれるソーセージが手に入りやすいでしょう。薄切りを乗せて、スープの熱でカルパスの油と香辛料の香りを楽しみましょう。味にコクと深みが加わります。


■Miniコラム

ヴィーニョ(VInho)の歴史は古く、
南北に長い国土で地方色豊かなワインが作られています

ミニコラム  ポルトガル語でワインは、ヴィーニョ。ヴィーニョなくしてポルトガルは語れないと言われるほど、ポルトガルの人たちはワインを愛しています。起源も古く、ローマ時代にまで遡ると言われています。ポルトガルの国土は南北に長く、北と南では気候や土壌が違います。そのため地方色豊かな、個性的なワインが育まれているのです。現在は19の原産地(D.O.C.)があり、それぞれ厳しい管理の元良質のワインが生産されています。代表的な地域は、中部から南の「アレンテージョ」。中部から北寄りの「バイラーダ」、「ダン」や北の「ドウロ」などです。またドロウ河流域で採れる「ヴィーニョ・ド・ポルト」は、ポートワインで有名。ワインの発酵途中でアルコールを加えることで発酵を中断させ、分糖の甘さを残した、甘〜く香り高い食前・食後酒。またポートワインと並んで、世界3大酒精強化ワインのひとつ「マディラ酒」もポルトガルを代表するワインです(もうひとつはシェリー酒)。リスボンから南西に約1,000キロ、アフリカ沿岸から約600キロの大西洋に浮かぶ島「マディラ」が生産地。海岸線の切り立った断崖に作られた段々畑で、ブドウは栽培されています。食前・食後酒だけではなく、その香り高さは料理にも使われるほど。ポルトガル料理を食べる機会、またはポルトガルに行く機会があったら、是非、食事に合わせたワインを楽しんで下さい。

ミニコラム画像右上:リスボンの南東190キロに位置するアレンテージョ地域最大で最古のレゲンゴス・モンサラズで生まれた、ポルトガル最古のエステート・ワイナリーのひとつ「エスポラン・エステート」。エスポラン レゼルバ ティント(写真左)の品種は、アラゴネスト、トリンカディラ、カベルネソーヴィニヨン。完熟したベリー系の果実の香りの中に、ナッツやチョコレートの香りを見つけることができる芳醇なワイン。果実やジャムのようはスッキリとした甘みに、タンニンの渋みがバランスよく、柔らかな味わいのワインです。また写真右は、エスポラン レゼルバ ブランコ。品種はアンタンバズ、ロウピエロ、アリント。パパイヤやパイナップルのような、熟した果実の甘みを感じる香りが特徴。ライチのような淡い甘みと酸味がバランスよく利いた味わいです。 「ぺてぃすこす」では、フルボトルでどちらも4,410円

画像左下:ポルトガルを代表するビールは「サグレス(SAGRES)。世界を旅した帆船サグレス号をブランド名にしたビールです。レストラン「ぺてぃすこす」では、1本840円。


■今回料理を紹介してくれたレストラン
『ぺてぃすこす』
住所:東京都目黒区鷹番3-10-8-F
電話&FAX:03-3713-1788
営業時間:

ランチ12:00〜14:00
ディナー18:00〜23:30(L.O.22:30)
土日週末ブランチ12:30〜15:00
定休日:月曜、祝祭日
URL:http://www.petiscos.jp/

2003年6月12日にオープンしたポルトガル料理のお店です。オーナ兼シェフの西山理恵さんは、上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒業。ポルトガルのPOUSADA(国営高級ホテル)などでポルトガル料理を習得し、その後、雑誌などでフードコーディネータとしても活躍。念願のレストランを、実現しました。提供される料理は、素材の質にこだわった新鮮な食材を使用。そのため、メニューはその日によって変わります。また食材の味と旨味を存分に引き出し、化学調味料は一切使われていません。しかも提供される料理だけではなく、ライ麦入りの全粒粉パンやデザートもすべて西山さんの手作り。平日ランチは限定12食。日替わりワンプレートで1,050円。ランチにフルコースを食べたい人は、要予約で3,500円から(メニューは相談可)。また、ディナーは単品もありますが、3,990円、5,250円のコースが用意されています。さらに、巷で話題の「カタプラーナ鍋」の料理は1,575円〜、コースは3,990円〜。格安のポルトガルワインと共に、是非味わってみて下さい。

 ポルトガル料理に興味を持たれた方は、日本ポルトガル協会主催のポルトガル教室に足を運んでみてはいかがでしょう。もちろん教室は『ぺてぃすこす』。講師は西山シェフ。日時や講習料金は、上記『ぺてぃすこす』のURLでご確認下さい。
レストラン
アクセスは東急東横線の学芸大前駅西口から、線路脇を渋谷方面(右方向)に進んで徒歩1分。バス通りを渡ってすぐにポルトガル料理『ぺてぃすこす』が目に入ります。入り口は1階ですが、ドアを開けるとすぐに階段があり、上った2階がお店です。
レストラン
店内は16〜17人が定員。奥にはコの字型にテーブルを囲むスペースがあり、グループでの食事や貸し切りパーティにもはピッタリ。貸し切りは10名程からですが、予算や人数は相談に応じてくれるとのこと。
レストラン
ランチメニューはワンプレート、限定12食。ディナーもランチも、季節に応じた新鮮な素材を用意するため、日によってメニュー内容はかわります。ディナー前菜は単品で735円〜、スープ630円〜、メイン1,470円〜、デザートは525円〜

※文中の表示価格は、すべて消費税を含みます。画像はこの限りにありません(2004年3月撮影)。

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