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台湾の台北市

台北の西門近くの通り

庶民の台所、濱江市場
面積は九州とほぼ同じ面積の台湾。日本との時差はマイナス1時間です(日本の午前11時は台湾の10時です)。通貨は元(ゲン)で、1ゲンが約3.8円(2001年8月現在)。台湾の総人口は約2200万人。そのうち台北には、280万人もの人が住んでいると言われています。市民の台所と呼ばれている濱江(ビンジャン)市場は、台北市内の南部で開かれています。1980年に誕生し、約500メートルの路地内に100軒以上の店が、所狭しと並んでいます。
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商品は1斤(600グラム)で表示されている

新鮮な魚が店頭に並ぶ

ごはん、おかずにお味噌汁と日本のお弁当に似ている
濱江市場は洋服屋、靴屋、魚屋、果物屋などが市場を賑わせています。食料品は1斤(600グラム)を目安に、売られています。市場には庶民を支える食堂があり、店前に並んでいるものを(豚肉、鶏肉、卵、野菜)から好みの食材いくつか選び、それに白いご飯とスープがつきます。選んだおかずを日本のお弁当箱に似た入れ物に入れ、ご飯、スープ、の3品で70元(約260円)と格安で楽しめます。お客の中には「沢山のおかずが揃っているので、毎日のように来ていますよ」といったお客さんもいました。日本とやや異なった食べ物はかき氷で、氷の上に豆、イモ、パイナップル、小麦粉で作られたお菓子をのせ、最後に透明の砂糖水をかけます。程よい甘さが、台湾の暑い気候にピッタリでした。市場の道路の両端に店が連なり、道路の真ん中に小さな屋台が立ち、店員さんは行き交う車を巧みにかわしながら、商売していました。 imgかき氷にのせる物をトッピングしていく
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ジョウさんでお店で竹の子を買うお客

竹林へ出発 こぶ山のある竹林
市場には多くの竹の子を売るお店を目にします。一般的に日本で見かける太い竹の子ではなく、比較的細いものです。数あるお店の中でも、取れたての新鮮な土のついた竹の子を売っている店を発見しました。ジョウ・バオズーさん(56歳)、濱江市場では10年働いているそうです。

ジョウさんの竹の子取りを取材させてもらう事になりました。険しい坂道を車で登ること10分、そこから山道をさらに20分歩き、小屋に到着です。収穫用のカゴとクワのような道具を持ち出し、なんとか歩ける道を進んでいくと、標高400メートルに位置する竹林に到着です。竹林には、幾つかの少しもりあがったこぶ山があり、そこに3、4本の竹が生えていました。こぶ山が幾つも重なり竹林となっています。ジョウさんは「竹には親と子の竹の子が存在し、良い竹の子を収穫するには、大体一つのこぶ山につき竹の子を3、4本生やすのが理想的」と話してくれました。
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竹の子について細かく説明する
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竹の子を掘り起こすジョウさん

土を掘り起こし、クワで竹の子を取る

取れた竹の子

竹の子を収穫するには、こぶ山に少し頭の出た竹の子を見つけ、クワで根元にある土をどかしていきます。クワを竹の子に斜めにあて、一刺しで掘り起こします。取り方にはコツがあるらしく、ジョウさんは次々にカゴへ入れていきます。掘り起こした土は、クワで元に戻し足で踏み固めます。そうすることで、また竹の子が早く生えるそうです。曲がっているのは甘い味がし、真っ直ぐな物は大味なのでスープ用に使うそうです。竹の子は4〜5ヶ月間もの間、次々と生えてくるそうです。 img
ジョウさんが収穫した竹の山
   
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とりたての新鮮な竹の子

竹の子を料理するジョウさん

竹の子料理

ジョウさんが取りたての竹の子で、美味しい料理をご馳走してくれる事になりました。ジョウさんの家は質素ですが広々としています。料理方法は最初に竹の皮を手で捲り、残りはナイフで削ります。皮を剥いた後は綺麗に洗っていきます。洗い終えると、今度は包丁で切り刻みます。後は各種の材料を加え、味付けを施していきます。料理は鳥と竹の子のパイナップルスープ。貴族竹の煮物(エビ、豚肉入り)。竹の子の味噌和えに、竹の子サラダ。それぞれ独特の料理に美味しさがあり、台湾の庶民に親しまれている竹の子の味を堪能しました。
   
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リラックスした雰囲気でのインタビュー

濱江市場で働くジョウさん  
ジョウさんは竹の子取りを25年前から商売として始めました。夜の9時に起床し、夜の11時から頭にライトをつけ、竹林に向かい 朝4時頃まで竹の子を収穫するそうです。市場では朝5時頃から店を開きます。 濱江市場では高値で売れますが、交通費と場所代がかかります。 逆に近隣の市場では竹の子の値段は多少安くなりますが、交通費も節約出来るそうで、その日の収穫量次第で、出荷する市場を決めるそうです。お店の自慢は新鮮なので皮がむけてないし(新鮮ではない物はむけてしまうそうです)、取れたては甘味があって美味しいそうです。ジョウさんは「仕事は睡眠時間が少なく大変だが、丹精込めて育てた竹の子が全部売りきれると、疲れもとれてしまう」と語ってくれました。毎日を大切に一生懸命に生きていきたいと語ってくれたジョウさん。これからも伸び伸びと竹の子作りに励んでいってほしいものです。
 
9月30日放送 台湾 濱江市場
アルバム
   市場のセレクト写真集
地域データ
   アクセス方法や現地情報をcheck!
見所紹介
   市場を通して見えてくるものは?
番組内容
  濱江市場をご紹介
制作こぼれ話
   撮影現場の裏話満載!
市場で働く女性
   老いも若きもがんばってます。
お国自慢レシピ
   簡単でおいしい逸品を伝授します。

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