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メキシコといえばテキーラ!
その昔スペイン人到来以前のメソアメリカでは、数多く栽培されていたMAGUEY(マゲイ、竜舌蘭)という植物から造られる醸造酒、PULUQUE(プルケ)が、おもに儀式などで飲まれていました。16世紀に到来したスペイン人は、アラブ人達から学んだ蒸留の技術を生かしてマゲイから蒸留酒を造り出しました。これがMEZCAL (メスカル)です。日本では芋虫が瓶の底に入ったオアハカ州の物が出回っています。芋虫は竜舌蘭に寄生するので、この原料の植物のエキスをたくさん吸っていて、瓶の中に入れる事によって酒の風味が強まると考えられているからです。
メキシコを代表するスピリッツ、TEQUILA(テキーラ)はこの中のアガベ テキラーナ(ブルーアガベとも呼ばれる。アガベもマゲイの別名です。)と呼ばれる種類だけを使い、ハリスコ州全体とナヤリト、ミチョアカン、グアナフアト、タマウリパス各州の一部の指定された地域だけで造られる蒸留酒です。テキーラという名前は、ハリスコ州の州都グアダラハラから北西に50キロほどにある、この酒ゆかりの同名の峡谷、町からきています。このテキーラという町には、CUERVO,SAUZA,ORENDAINなど有名な会社の醸造所がたくさんあります。
テキーラには熟成段階により大きく3種類に分けられます。BLANCO,REPOSADO,ANEJO(ブランコ、レポサド、アニェホ)です。ブランコは二回蒸留された後、樽貯蔵されていない物で透明な色をしており、シャープでストレートな風味を持っています。レポサドは蒸留後、樫の木の樽で最低2ヶ月貯蔵された物で、かすかに黄色っぽくなっており、ブランコよりマイルドな味になっています。アニェホは最低一年間樽の中で貯蔵熟成された物でレポサドよりも濃い琥珀色をしており、深い味わいの中に樽の香り
が強く感じられます。
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