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メキシコの首都、 メキシコシティー
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ソカロの広場
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メキシコの生活を支える メルセド市場 |
| メキシコは日本の約5倍の面積を持ち、植民地時代、独立運動、アメリカ戦争に革命と、世界政治史においても国情の変化が激しい国の一つといえるでしょう。メキシコシティーはメキシコの首都として、世界有数の都市です。海抜2000メートル以上の高地に位置しますので、空気も薄く、昼と夜の温度差がかなりあります。歴史的な建物はメトロポリタン・カテドラルと呼ばれる教会で、メキシコにあるすべての教会を統轄し、ラテン・アメリカ最大の教会建築物として、今もそのままの姿を残しています。メルセド市場は、地下鉄メルセド駅から直に通路が通じており、非常に便利です。市場は5つの区域から構成され、野菜・果実、香辛料、日用雑貨、菓子類、造花、総合商品を中心に扱っています。店舗の数は7500以上の店舗数があると言われていますが、日々増えつつあるので正確な数はわかりません。 |
 市場の店舗数は約5500店舗 |
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市場で人気のチリ「グアジル」
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日本人の作ったチリ「ジャポネゼ」が売買れているとは驚いた
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巨大おもちゃピニャータ |
・市場で特に手に入りやすい物はジャガイモとトマトなどで、1キロそれぞれ4ペソ(約30円)、2ペソ(25円)と、あまりの安さに驚きます。チリを72種類も取り扱う店を発見しました。メキシコではチリを煮物やサルサ(メキシコの代表的な料理)の香辛料として使います。 お店の一番人気はグアジルという匂いが比較的強い品種です。またジャポネゼ(日本人)と云うメキシコ原種を日本人が改良した珍種も扱っています。 ・メキシコらしい商品としては、ピニャータと呼ばれる子供達に大人気の巨大人形があります。店には大きなピニャータが沢山置かれているのでビックリしてしまいます。メキシコの子供達は、両親からピニャータを誕生日や夏休みにプレゼントとしてもらうそうです。人形の中身は人気のお菓子や玩具が入っていて、厚紙のような物で作られているので、棒などで叩くと子供でも簡単に壊せます。ピニャータは40ペソ(約550円)から売られ、昔から伝わる伝統的なプレゼントとして、メキシコの子供達に愛されています。ピニャータを買いに来たお客は、「ピニャータは大きいので、持って帰るのが大変だけど、子供達が楽しみにしているから」と語ってくれました。 ・果物の種類は豊富で、特に目を引くのがマーメイという果物です。形は手の平サイズの紡錘形、色は薄茶で中身はオレンジ色で、味は少々甘く、柿に近い感じでした。 |
 マーメイを売る店員 |
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サボテンを台の上に乗せ 針を捌く |
テンポよくサボテンを 捌いていく
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手入れ後のサボテン |
| メキシコといえば、何といってもサボテンです。 メキシコ国旗には、蛇をくわえた鷲がサボテンに止まった姿が描かれています。サボテンの葉は繊維質を多く含んでおり、ビタミンも豊富です。種類は様々で焼酎やテキーラの原料となるマゲイやアガベと呼ばれる物や、健康食品としては食用サボテン、ノパールが有名です。15枚5ペソ(80円)で、葉の原型をとどめたものと、細かく切り刻んだものの2種類を売っています。ノパールが並ぶ区域では、サボテンに生えている細かなトゲをナイフで剥いていきます。数え切れないほどのサボテンの山を、次々とさばいていきます。一つのサボテンを約30秒くらいで処理する鮮やかな手捌きには、思わず目を奪われてしまいます。 |
 サボテンを縦に切っていく |
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広大なノパール畑
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ノパールを切り取っていくオルガノさん |
ノパールを積み上げる |
| メキシコシティーセントラルから車で約1時間エスキエル・オルガノさん(57才)のノパール畑(サボテン畑)を取材させていただきました。作業にはまずノパールを入れる籠と、ナイフを用意します。天候に左右されますが、葉が出るまで1ヶ月半、収穫まで2ヶ月半を費やします。収穫は針に注意しながら、ノパールを途中で折らないようにナイフを使い付根から切り取ります。まず籠の底に葉をしっかりと敷き詰め、収穫した約6000枚を円を描くようにして順序良く綺麗に重ねていきます。約190センチの高さまで積み上げてから天辺にも葉を被せ、最後に紐で縛りビニールをかけて完成です。ノパールは痛みやすいため慎重な扱いが必要ですので、1日2箱から3箱を作るのに約3時間近い作業になります。 |
 円形状に重ねていく |
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オルガノさんインタビュー
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朝早くから作業は始まる |
台車でノパールを運ぶオルガノさん |
| オルガノさんは、ノパール畑を持っていた父から手解きを受けてから、この仕事を30年続けています。日によって畑で作業する日もあれば、市場に出て働く日もあります。ノパール畑で最も気をつける点は、ノパール周囲の雑草をこまめに抜く事だそうです。ノパールを使った代表的料理は、揚げポークに特製ソースをかけ、ノパールと野菜を添えた料理です。ノパールは納豆に似てネバッと糸をひき、味は比較的サッパリとして、体に良さそうな感じです。メキシコでは、「ノパールは健康に良く、糖尿病予防の効果もあり、小さくて固いノパールの種はお腹を掃除してくれる」と考えられているそうです。メキシコのシンボル的サボテンが、なぜここまで人の暮らしに溶け込み、世界的に有名なのかを理解できたような気がしました。 |
 ポークをフライにし、 ノパールに特性ソースと野菜を混ぜた料理 |
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