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| 高層ビルが立ち並ぶメルボルン市内 |
イギリス様式の面影を残すフリンダース駅 |
1800年代後半に建てられた、ビクトリア・マーケット正面にあたる建物
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| オーストラリア第2の都市メルボルン。1927年にキャンベラが首都に制定されるまで、暫定の首都が置かれていたこの街は、首都選定をめぐりシドニーと激しい争いがあったといいます。そんな経緯もあるのでしょうか、メルボルンの人たちはシドニーに対する激しいライバル意識を今でも持ち続けている様です。話を聞くたび、何かにつけて「シドニーよりメルボルンのほうが上」といった話がでてきます。そのメルボルンが間違いなくシドニーに勝っている一つが、オーストラリアにとどまらず南半球最大といわれる「クィーン・ビクトリア・マーケット」です。メルボルン市民の台所として150年以上の歴史をもつこの市場には、食料品や衣類、日用雑貨、貴金属、お土産など様々な種類の、約1,000軒に及ぶ店舗が約65,000平方メートル(東京ドームの約1.4倍)の敷地に出店しています。1800年代に建てられた市場の多くの建物は、メルボルンの歴史的建造物に指定されているいるため、建替えをせずに修理をしながら今後も保存していくこととされています。 |
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| 昔のクィーン・ビクトリア・マーケットの風景 |
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| 市場が広大なため、買物カートが必需品 |
市場名物、アボリジニーのプレスリー |
早朝、開店準備中の肉屋さんの店頭にぶら下がっている豚
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| 市場内は、いくつものブロックに整然と分けられており、おおむね扱われている商品別にお店が固まっています。営業時間は、月曜と水曜が市場全体が休みとなっていますが、通常6時からオープンです。まだ外が暗い早朝から、各店とも開店の準備に取りかかっていますが、肉屋さんでは、店頭に牛や豚を一頭まるごとを店頭に吊るし、そのまま店内で解体作業をしている風景などを見かけることが出来ます。店頭に並ぶ肉も、日本のように100グラム幾らではなく、1キロ単位で値付けされています。子牛のテンダービーフも1キロで500円以下という日本に比べると破格の安さです。 |
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| 1キロ、約420円の子牛肉 |
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市場の一角にあるフードコート。パスタやカレー、中華などを食べることができます。
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市場の社会見学に着ていた小学生たち |
市場内の八百屋さんが並ぶ一角 |
| 市場の大きさの割には、こじんまりとしたフードコートが、市場正面近くにあります。コーヒーショップからインド料理、中華、トルコ料理、パスタなど、世界各国からの移民が集まるこの国ならではのお店内容になっています。お昼時にもなると、買物客や近くのサラリーマン、また先生に引率された社会見学中の小学生たちで、小さなフードコートはいっぱいになります。歴史があり、大きく、様々な商品を扱っているこの市場は、見学・研究対象として最適なようで、小学生に限らず地元の大学生達もグループでいろいろお店にインタビューしていました。 |
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| 市場内のデリカテッセンなどが並ぶ一角 |
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| チキンパントリーで売られているカンガルーの尻尾、約350円 |
チキンパントリーで売られているカンガルー肉。一塊り、約200円 |
大勢のお客さんで賑わうチキン・パントリー。主人であるギャリーさん(41歳)が対応しています
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| 様々な商品が売られているこの市場で、特にオーストラリアらしいといえば「ザ・チキンパントリー」という精肉店になるのではないでしょうか。普通の鶏肉やオージービーフだけでなく、カンガルーやエミュー、クロコダイルといったオーストラリア固有の動物達の肉を扱っていることで有名です。ギャリーさんとジェニーニさん夫妻が経営するこのお店は、地元の人にも人気ですが、中にはカンガルー肉が売られていることを知らない人もいて、初めて見るカンガルー肉を見て、かわいそうだと涙ぐんでいる人もいました。地元に限らず、世界各国の人たちが、噂を聞きつけてお肉を購入していくそうです。「カンガルー肉は鉄分が多く、脂肪が少ないため体にいい」と語るギャリーさんとジェニーニさん夫婦に、「自宅でこの肉を使ったバーベキューをするからいらっしゃい」とお誘いを受けました。
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| 接客中のジェニーニさん(41歳) |
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| 自宅でくつろぐギャリーさんとジェニーニさん夫妻 |
キッチンで肉を焼く、長女のケイトリンちゃん(10歳) |
友人夫婦も呼んでのオーストラリア風バーベキュー料理
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| 市内から車で約30分ほど行った住宅街に、夫妻の自宅があります。現在は、クィーン・ビクトリア・マーケットでも人気となっているお店を切り盛りする夫妻ですが、オープンしたのはわずか3年前だそうです。それまで、ギャリーさんはトラック運転手、ジェニーニさんは電話会社で働いており、市場のお店に空きが出来たのをきっかけに、「健康食品のお店を開くことが夢だった」奥さんのジェニーニさんが,先に転職をして「ザ・チキンパントリー」をオープンしました。近所の友人夫妻を呼んでのディナーのメインディッシュは、カンガルー肉と、エミューとワラビーのソーセージです。味付けは、カンガルー肉専用のオリーブオイルとハーブ、にんにく。いたってシンプルな味付けです。初めて食べたカンガルー肉は、牛肉に比べると少しパサッとしてしましたが、予想していたよりずっと美味でした。 |
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| カンガルー肉を調理中 |
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