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観光スポットの目玉、オペラハウスとハーバーブリッジ 市内中心部を走るモノレール シドニー市民憩いの公園、ハイドパーク

昨年の夏季オリンピックが開催されたオーストラリア最大の都市、シドニー。1788年に、最初の移民達がこの地に上陸して、“オーストラリア”の歴史は始まりました。 南半球にあるシドニーを通過する南緯約34度は、北半球の日本では香川県高松近辺あたりと同じような位置関係になります。 市内の観光名所として、 シドニー湾をまたぐハーバーブリッジと、そのすぐそばに浮かぶオペラ・ハウスをはじめとする数多くのスポットがあり、日本をはじめとする世界各国の 観光客でにぎわっています。 img
歩行者天国になっているピットストリートモール
 
 


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オープンカフェでお寿司を食べる人たちを取材中です
回転寿司もあります テイクアウト用にもいろいろメニューがあります

シドニー市内を歩いていると「SUSHI」…お寿司屋さんの看板が多いことに気付きます。 ヘルシーで食材の個性をそのまま味わえることが、お寿司が人気となっている秘密らしく、 オープンカフェで、お箸を器用に使いながら、お寿司を食べている光景も見かけました。


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78年当時の運営スタッフとマーケット

対岸からブラックワドル湾をはさんで望む フィッシュマーケット。シドニー中心部 が後方に望めます
フィッシュマーケット正面入口
その「寿司ブーム」を支えているのが、オーストラリア最大、そして南半球最大と言われているシドニーフィッシュマーケットです。 市内中心部から1キロほどのピアモント地区(ダーリングハーバーの西側の地域)にあるこの市場は1967年に設立され、現在は 年間1600万トンの海の幸を扱っています。 img
フィッシュマーケット横の桟橋で陸揚げされる魚
 


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中央の時計が、クルクルと素早くまわり、 徐々に値段が下がっていきます

真剣な眼差しでせり時計を見つめる仲買人たち。 座席数は250席あります 仲買人が座るテーブルにある、入札ボタン
魚の競りには、許可をもらっている仲買人たちしか参加できませんが、一般の人も見るだけなら入場可能です。 早朝から次々と運び込まれる新鮮な魚の競りは、開始のベルの音とともに朝5時30分から始まります。 ここの競りには「ダッチ・オークション・クロック・システム」という方式が採用されています。 この方式は、競りにかけられる魚が高い値段から徐々に下がっていく方式で、時計1周が1ドル=100セントとなっています。 普通、競りというと「安い値段から始まり、一番高い値をつけた人が落札できる」と思いますが、ここでは 仲買人があらかじめ場内に並べられている商品(魚)をチェックしたうえで、競りにかけられた時、一発勝負で入札(ボタンを押す)する仕組みになっています。 当然、他のバイヤーに自分より高い値でボタンを”早押し”されれば自分は落札できないので、皆、自分の欲しい商品が競りにかけられた時は、 真剣な眼差しで「時計」を見つつ、片手はボタンに置いておく、ということになります。 そのせいか、競り特有の掛け声もなく、場内は静かに淡々した雰囲気で、様々な魚が「時計」に表示されていきます。 img
落札した商品は、出口でチェックを受けた上で 引き取ることが出来るようになっています
 
 
 
 
 
 
 
 
 


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フィッシュマーケットのメインストリート

フィッシュマーケット内のカフェ フィッシュマーケット内のお魚屋さん
フィッシュマーケット内には、一般の人が利用できる、お魚屋さんやカフェなどがのお店が入っており、 シドニー市内で購入するより新鮮で安いシーフードを求めて、地元の人で賑わっています。 営業時間は、朝7時から16時までですが、競りに参加する人たちのために早朝からオープンしているカフェもあります。 このマーケット内にも、お寿司屋さんが入っており、オーストラリア産のネタを提供しています。 img
お店の人形看板
 


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港に面した桟橋の上にはパラソルが立っています

ポカポカ陽気に誘われ、多くの人で賑わっています 買物がてら、テイクアウトしたランチを 楽しんでいます
フィッシュマーケットの建物を一歩出れば、ブラックワドル湾に面した桟橋にはパラソルテーブルが立ち並び、平日でも多くの地元の人たちが、買物がてらテイクアウトした食事を 楽しんでいる風景に出会います。 潮風に吹かれながら、フィッシュマーケット内で売られている新鮮な魚介類を味あうのは、陽気とあいまって、心地いいものです。 カモメなどの海鳥も多く集まり、パラソルの上から餌を探していますが、一度あげてしまうと、カモメに取り囲まれて大変な騒ぎになることを みんな知っているので、なかなかカモメもおこぼれにありつけないようです。
パラソルの上から餌を探すカモメ
 
 


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シドニーでナンバー1のマグロの 目利きと言われるトニー・チクラスさん(40歳

トニーさんが働く『クロウディアス』 大勢のお客さんで賑わうクロウディアス店内
ランチを楽しむ人たちにシドニーで一番人気のある食材は「マグロだ」と聞きつけた取材スタッフは、シドニーフィッシュマーケット一番の目利きといわれるトニーさんを紹介してもらいました。 「クロウディアス」という魚屋さんで働いてる トニーさん(40歳)は、9歳の時ギリシャからオーストラリアに移住してきましたが、お父さんが漁師さんだったこともあって、自然と魚を扱う仕事についたそうです。 以来20年以上、魚を扱ってきたトニーさんは、「クロウディアス」で販売するマグロの仕入れはすべて任されています。 img
店内で使われる値段表示用の数字プレートを消毒中です
 


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競り人が鐘を鳴らすと、マグロの競りが始まります

競りにかけられるマグロをチェックするトニーさん 10数人の仲買人が希望する値段を言っていきます
トニーさんにマグロの競りに連れていってもらいました。 シドニーフィッシュマーケットでは、通常の商品の競りには「ダッチ・オークション・クロック・システム」が採用されていますが、マグロに関しては、 昔ながらの、入札方法がとられています。 競り人が鳴らす鐘を合図に、トニーさんをはじめとする仲買人が次々と希望の金額を競り人に言っていき、一番高い金額を入札した人がそのマグロ1本全てを仕入れ ることが出来ます。この日、トニーさんは大きなマグロを2本仕入れ、早速「クロウディアス」に運んで解体することになりました。 img
競り落としたマグロを運ぶトニーさん
 


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いいマグロの見分け方を説明してくれるトニーさん

解体中のマグロ お店では売らないマグロの頭。もったいないですね
お店の裏にあるおおきなまな板の上で、解体が始まりました。おおきなナタのような包丁ではなく、小さなナイフ1本で手際良くさばいていきます。 良いマグロを仕入れるポイントをトニーさんに聞くと「冷凍してしまった(釣ってから時間が経った)マグロは、おなかの部分の色が変わるので触らなくても分かる。 そのようなマグロは味が悪くなるので仕入れないようにしている」とのことでした。つまり、クロウディアスで売られているのは近海で獲れた本当に新鮮なマグロばかり、ということになります。 悪天候だと漁船が出港できず、マグロを仕入れることが出来なくなるので、トニーさんは1日中マグロのことばかり考えているそうです。 そんなトニーさんの夢は、いつまでもマグロに関わる仕事に関わりながら、いつかは自分の船を持って自分でマグロを獲ってきたいそうです。 img
店内で売られるツナステーキ。数字はキロ単位の 売値です。これは1キロ約1,400円です
 
 
 
 
 


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勝手に、自分が購入した魚を計量するレンコさん

マグロをさばくトニーさんと、それを見守るレンコさん 次々と魚を購入していきます
そんなトニーさんと14年来のつきあいになるというレンコさんがちょうど、クロウディアスに来ていました。 レンコさんは、シドニーで大変人気のある「バルカン」というシーフードレストランのオーナーで、お店で出す魚を仕入れにやってきたところでした。 カキやロブスターは別のお店で購入しているそうですが、マグロなどの魚はいつもクロウディアスでトニーさんと相談しながら、自分の目で見て購入しているそうです。 取材スタッフはレンコさんのお店を取材させてもらうことになりました。


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レンコさんが経営する『バルカン』

バルカンの店内は2000年末に改装したばかり。1階と2階に 合計220の客席があります

取材インタビューを受けるレンコさん(50歳)
レンコさんのお店「バルカン」は、シドニー市内のダーリンハースト地区にあるテイラースクエアから、オックスフォード通りをパディントン方面に1分ほど歩いた右手にあります。 お料理は、レンコさんの出身地クロアチア料理をベースにしたシンプルなシーフードバーベキューが基本で、味付けは塩と特製オリーブオイルだけです。 それだけに、どれだけ美味しく新鮮なシーフードを仕入れることが出来るかが大事となってくるわけです。 お店の入口にも、「本日の食材」が飾られ、来店したお客さんはそれを見ながら、仕入れたばかりのシーフードをオーダーするのです。 img
お店の入口に展示されている本日の食材
 
 


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お魚の形をしたドアノブ

バーベキューキッチンは通りに面しており、 時折、行き交う人が足をとめ見入っていました

レンコさんの息子ボリスさん(23歳)
このレストランをオープンして20年になるレンコさんは、現在長男のボリスさんにお店を継がせようと、素材の選び方や扱い方を教えているそうです。 ボリスさんは、ウェイターをしたり、バーベーキューキッチンで実際にシーフードを焼いてみたりと、修行中です。 「自分で新鮮ないい魚を買いつけ、それに合ったメニューを考え、お客さんに喜んで食べてもらえるのが何よりの幸せ」というレンコさんの夢は、 「いつの日か、日本にも自分のお店を持ちたい」ことだそうです。 シドニーでシーフードを食べたくなったら、ぜひ「バルカン」に寄ってみてください。なぜか、お店の3軒ほど隣に全く同名の「バルカン」というシーフードレストラン があるのでご注意下さい。

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オーストラリア出身の女優ニコール・キッドマンがお店を 訪れた時の、レンコさんとのツーショット
 
 
 
「バルカン」
住所:217オックスフォード通り、ダーリングハースト、シドニー 
電話:9331−7670
営業時間:各日18時オープン 金・土は24時まで。
その他は23時まで。月曜日クローズ。
5月6日放送 シドニー フィッシュマーケット
アルバム
   市場のセレクト写真集
地域データ
   アクセス方法や現地情報をcheck!
見所紹介
   市場を通して見えてくるものは?
番組内容
   フィッシュマーケットをご紹介。
制作こぼれ話
   撮影現場の裏話満載!
市場で働く女性
   老いも若きもがんばってます。
お国自慢レシピ
   簡単でおいしい逸品を伝授します。

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