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 <材料/4人分>
●骨付き鶏もも肉 4本
●ニンニク 1片
●王ねぎ 1/2個
●ラード油 大さじ2杯
●チキンブイヨン 1.5リットル
●パプリカパウダー 大さじ4
●トマト 1/2個
●パプリカ(ピーマンでも良い) 2個
●サワークリーム 30g
●薄力粉 60g
●水 100cc
●塩、こしょう 少々

 <作り方>

img 1.まず玉ねぎのあまみを引き出します

みじん切りにした玉ねぎと、みじん切りにしたニンニクを、ラード油で透き通るまでじっくり炒めましょう。

2.鶏肉に完全に火が通るまで煮ます

透き通るまで炒めた玉ねぎとニンニクをいったん火から下ろし、パプリカパウダーを加えます。もう一度火に戻したらワイン少量を入れます。アルコールをとばし、チキンブイヨンを入れ、骨付きの鶏肉を生のまま加え、弱火でアクを取りながら煮ます。20分から30分、コトコトと鶏肉が柔らかく火が通るまで煮ましょう。
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img 3.煮えた鶏肉を取り出し、スープにトマトを!

鶏肉が煮えたら取り出します。柔らかに煮えた鶏肉は、崩れやすいのでやさしく取り出しましょう。残ったスープに、組みじんに切ったトマト、パプリカを入れます。

img 4.スープにとろみをつけます

ボウルにサワークリームと薄力粉を混ぜ入れて水で溶かし、スープに入れてトロミをつけましょう。中火で2〜3分ほど、粉くささがなくなるまで、よくかき混ぜながら煮ます。

img 5.鶏肉を戻し、味を整えれば出来上がり!

鶏肉を戻し入れ、塩、こしょうで味をととのえます。鶏肉が充分にあたたまれば、出来上がりです。

 <料理のPOINT>

 「チキンパプリカ」は、ハンガリーでは「チールケパプリカーシュ」といわれ、最もポピュラーな料理のひとつです。パプリカパウダーをたっぷり使ったソースで骨付きの鶏肉を煮込みます。骨からも美味しいエキスがたっぷりとでて、パプリカの香りが食欲をそそります。ハンガリーでは、香辛料としてパプリカをたっぷりと使うのが特長です。パプリカにニンニク、玉ねぎを加えて作る「ランターシュ」というルーは、日本の「味噌」や「醤油」のような感覚で使われている調味料。ハンガリー料理の素といってもいいでしょう。またサワークリームもよく使われる食材のひとつ。今回のようにスープにいれて、シチュー仕立てにするほか、サラダのドレッシングに使ったり、デザートにかけたり。パプリカとサワークリームが使われている、今回の「チキンパプリカ」で、ハンガリー料理の代表的な味わいが楽しめます。ぜひ試して下さい!

 <Miniコラム>

名産品のパプリカが、ハンガリーにノーベル賞を授けた

 ハンガリーの名産品は、パプリカ。トルコ占領時代に生産が盛んになりました。1831年には、その年に各国でおそれられたコレラの予防薬として、パプリカが珍重され、料理に多用されるようになりました。19世紀中頃から「セゲド」でパプリカ産業が盛んになり、1920年代から「カロチャ」でマイルドなパプリカ粉の生産が始まり、競争相手として台頭してきました。現在で は「セゲド」と「カロチャ」がパプリカ産業の中心地となっています。
 香辛料として使われるパプリカの種類は、100種以上もあるといわれ、色、風味、辛さは、それぞれ。その種がもつ味わいだけでなく、粉にする生産過程でも色、風味、辛さに違いがでるとも言われています。
  今回の料理「パプリカチキン」のように、熱したラードにパプリカを加えることで、パプリカの風味を最大限に引き出すと共に、ビタミンAの先駆体であるβカロチン(脂溶性ビタミン)を油にとけ込ませます。
 またビタミンCも豊富に含んでいます。年間を通して大量に分析することが可能なパプリカを研究することでビタミンCが発見されました。ハンガリー人であるアルベルト・セント・ジョージ氏は、パプリカの研究を進めビタミンCを発見し、筋肉におけるビタミンCの効果を発表。ハンガリーにノーベル賞をもたらせたのです。
 <今回料理を教えてくれたレストラン>
店内観 シェフ
キッチン・カントリー/KITCHEN COUNTRY 「パプリカは唐辛子とは違って、辛くはありません。シシトウを食べていて、時々辛いシシトウに当たることもあるように、まれに辛いパプリカもありますけれどもね」と料理長の斉藤一正さん。

キッチン・カントリー/KITCHEN COUNTRY papyrus
住所 東京都目黒区自由が丘1-28-8自由が丘デパート3F
TEL 03-3717-4790

●営業時間:11:30〜22:00
●定休日:水曜日
●URL:http://www.restaurant-country.co.jp/

銀座のレストランのシェフだった先代の父親が、戦後、安心して食べられるハンガリー料理を提供したことが、ハンガリー料理レストランを始めるキッカケに。その後独立して1959年に、自由が丘に店をオープンさせた。ハンガリー大使館からシェフが直伝でハンガリー料理を教えてくれることになり、現料理長の斉藤一正さんも、コック修行に入った。パプリカをふんだんに使うハンガリー料理は、日本人には食べやすく、懐かしささえ感じる味。それは、ハンガリーの祖先が、ヨーロッパでは数少ないアジア系民族だからかもしれない。トルコ料理、ヨーロッパの料理の影響をうけつつ、民族に受け継がれた伝統の味のハンガリー料理。キッチン・カントリーにはハンガリー大使館のスタッフを始め、留学生などが、故郷の味を求めてやってくる。「チキンパプリカ」はランチメニューでも味わえる一品。伝統的なパプリカたっぷりの真っ赤な「グャ−シュ」などなど、ぜひ一度味わってみる価値ありだ!

ハンガリー「ボシュニアーク市場」
アルバム
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   市場を通して見えてくるものは?
番組内容
   ボシュニアーク市場をご紹介
制作こぼれ話
   撮影現場の裏話満載!
市場で働く女性
   老いも若きもがんばってます
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   簡単でおいしい逸品を伝授します