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 <材料/1人分>
●ハト 1羽
●塩 適宜
●胡椒 適宜
○フライドポテト 100g

 <作り方>

1.ハトの内臓をキレイに掃除しましょう

ハトは、おなかからお尻の方向に包丁を入れ、おなかの中の内臓をすべて取り出して、ペーパータオルなどで血合いをキレイに拭き取っておきましょう。血をキレイに掃除することが、ハト特有のくさみを消すポイントにもなります。
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2.カタチよく焼き上げるため、タコ糸でハトを形成

まず、ピョンと出たお尻の肉を中に押し込めます。(写真1)お尻を自分の方に向け、手羽の両脇にタコ糸をくぐらせます。(写真2)タコ糸を結びます(写真3)。裏返してみると、折り曲げた首にタコ糸が掛かっていることがわかります。(写真4)
写真1 写真2 写真3 写真4
写真1 写真2 写真3 写真4
次に結んだタコ糸を首の下から(写真5)モモにクロスするように渡し(写真6)、お尻をくるりと2巻きします(写真7)。お尻を2巻きしたタコ糸を、クロスするように首の方に糸を通し(写真8)、首の骨に糸を引っかけて、再びお尻の方に糸を通し(写真9)、出っ張っているモモの先に糸を引っかけ(写真10)、ハトの背を表にして手羽のワキから糸を出します(写真11)。最初に結んだところにタコ糸が戻ってきました(写真12)。ここで結び目のかたわらの糸と、ハトを通してきたタコ糸を結ぶと、ハトの形成の終了です。
写真5 写真6 写真7 写真8
写真5 写真6 写真7 写真8
写真9 写真10 写真11 写真12
写真9 写真10 写真11 写真12

3.色よくパリッと焼き上げましょう

カタチを整えたハト全体に、塩、胡椒をします。フライパンに多めの油を入れ、油をかけ回まわしながら色よく焼き、180度のオーブンで10分ほど、中まで火を通します。焼き上がったら、ハトをさばきましょう。関節から包丁を入れると、簡単に裁けます。モモ、手羽をさばき、胸肉を食べやすい大きさに等分にしておきましょう。

4.付け合わせのフライドポテトを作りましょう

フライドポテトは180度の油で、カラッと揚げ、塩を振り、クミンパウダーを全体にまぶします。お皿の上半分にポテトを盛りつけ、ハトのローストをカタチよく盛りつけ、ライムを添えれば出来上がりです。

 <料理のPOINT>

 食材としては、日本人にはなかなか馴染みのない「ハト」ですが、エジプトではポピュラー。「ハトを食べている王女」の姿を描いたレリーフも発見されていて、古代からハトが食べられていたことが分かります。現在でも、エジプトにはハト料理専門のレストランがあるほど、人気の高い食材なのです。エジプトでは、「ハトが遠くまで飛べる」ことから、精力がつく食べ物と言われています。

【ポイント】ハトのローストは、タコ糸のかけ方が一番の難関。調理法自体は難しくありません。手羽とモモがハトのカラダに沿うようにまとまれば、上出来です。あまり神経質にならないで、食材のハトが手に入ったら、試してみてください。鶏肉よりも肉に油がのり、ジューシーでクセになる味わいです。

 <Miniコラム>

知恵の神、幸運を運ぶイビス(Ibis)

 エジプトに棲んでいるアフリカクロトキは、コウノトリに似いるようですが、くちばしがやや曲がっています。首から上と翼の一部と足が黒いのが特長です。古代エジプトでは、アフリカクロトキの『イビス』をトト神の聖鳥として神と崇めてきました。『ジェフティ』とも呼ばれるトト神は、ヘルモポリスの神でトキの頭をした人物として表現されています。文字の発明者と見られていたことから、イビスは『知恵の神』であり、『学問の神』と言われています。そしてイビスは『黄金の幸運を運ぶトリ』として、今でもエジプトではイビスの置物を飾っています。小さなイビスの置物は、エジプトのおみおやげにもピッタリ。受験生のお守りにもなりそうですね!
 <今回料理を教えてくれたレストラン>
店内観 シェフ
レストラン パピルス/Restaurant papyrus
スッキリとした店内から、オープンキッチンが見渡せる。料理する音や、香りが店内に漂い、食欲を増す。
吉村作治早稲田大学教授
エジプト料理をプロデュースするのは、エジプト考古学者の吉村作治教授。長年積み重ねてきたエジプトでの経験と、料理体験が活かされている。「エジプト料理は、エスニックにイメージが強いようですが、香辛料がきついスパイシーなものはありません。豆類や野菜を使い、素材の味を活かしたヘルシーな料理。一度試してみて下さい」と吉村教授。

レストラン パピルス/Restaurant papyrus
住所 東京都新宿区西早稲田2-4-26エジプト考古学ビル1F
TEL 03-5292-8737
FAX 03-5282-8738

●営業時間
ランチ 11:30〜14:30<L.O.14:00>
ディナー ディナー18:00〜21:30<L.O.21:00>
●定休日
日曜日、第2・第4月曜日

エジプト考古学者である吉村作治教授がプロデュースする、エジプト料理レストラン。「食の体験を通じて文化交流の場になって欲しい」という趣旨で、1999年4月にオープン。吉村教授が、自らのエジプト滞在経験で出会った200種類以上の料理を、日本人の口に合うようにアレンジしている。クレオパトラの美容食だったといわれた「モロヘイヤのスープ / 700円」や、「そら豆のコロッケ(ターメイヤ)/700円」など、野菜や豆類をふんだんに使ったヘルシーな料理が特長だ。素材が持つ味を活かしつつ、エジプト風に仕上がった料理は、アラカルトが400円からとリーズナブル。また、ランチタイムには、ランチメニュー(900円でコーヒーか紅茶付き)の他、オードブル、スープ、サラダ、メインにデザートとコーヒー(紅茶)がセットになったお得な「エジプトコース/2500円」も!

エジプト「タウフケーヤ市場」
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