お国自慢レシピタイトル

お国自慢レシピトップ画像
トップ画像料理名


 <材料
<材料/トルシィ液>
●水 2リットル
●岩塩または塩 30g
●白ワインヴィネガー  40cc
●ホワイトペッパーホール 20粒
●赤唐辛子 4〜5本
<材料/野菜>
○人参 適宜(1〜3本)
○キュウリ 適宜(2〜4本)
○ビーツ 適宜(1〜2個)
○ニンニク 適宜(1個分)
○セロリ 適宜(1〜2本)
○カリフラワー 適宜(1/2〜1個)

 <作り方>

1.トルシィ液を作りましょう

鍋に水2リットルを入れ(写真A)、種を抜いた赤唐辛子を入れ(写真B)、粗くつぶしたホワイトペッパーホール(写真C、D)を入れてから、火をつけます。その後、塩を入れ(写真E)、溶かしながら沸騰するのを待ちます。
img img img img img
(写真A) (写真B) (写真C) (写真D) (写真E)

img 2.沸騰したらすぐにワインビネガーを入れましょう

トルシィ液は、沸かしすぎないことが大切です。水が沸騰し、塩が溶けたら、ワインビネガー入れ、再び沸騰したら火を消しましょう。ワインビネガーは少量ですので、ビネガーの酸味をとばさないようにすることがポイントです。

3.固い野菜から順に漬け込みましょう

野菜は生のままをトルシィ液につけ込みます。野菜は好みのものを使いましょう。ただし、トルシィの特長は、ピンク色のピクルスという点。色出しの元の『ビーツ』は必ず加えて下さい。野菜の分量は、2リットルの液の表面に、野菜がひたひたにつかる程度の量が目安です。トルシィ液が熱い内に、固い野菜、人参とカリフラワーを入れ、味をなじませます。ビーツは、液体が冷めてから、またキュウリやセロリなど味の入りやすいものは、1日置いてから入れると、先につけ込んだ人参などと漬かり加減が同じになります。3日目からが食べ頃です。

 <料理のPOINT>

 日本人にとっての漬け物同様、トルシィは、エジプト料理に欠かせない料理です。日本の甘酢漬けやピクルスよりも、砂糖の甘さがない分、さっぱり、すっきりとしたビターな味。口の中を洗い流してくれるような、さわやかさがあり、特にカバブ(肉の串焼き)など脂気のあるものを食べるときには、欠かせない食べ物です。季節によって、自分の好きな野菜を加えて、チャレンジしてみて下さい。たとえば、ミョウガ、小タマネギ、ホワイトアスパラ、カブやダイコンなどなど。セロリやレンコンの薄切りなども、驚くほど美味しく漬かります。

【ポイント1】一番大切なのは、トルシィ液にワインビネガーを入れ、一煮立ちしたら、すぐに火を消すこと。沸かしすぎると、酸味が飛び、赤唐辛子の辛さも強く苦くなります。

【ポイント2】野菜は、味の入りにくいもの(固い人参、カリフラワーなど)から先に入れ、1日たってからキュウリなど、味の入りやすいものを入れましょう。このようにつけ込む野菜を時間差で入れると、どの野菜も同時に美味しくいただけるようになります。またパラペーニョや青唐辛子をつけ込み野菜に加えると、辛みの効いたトルシィができます。

 容器は広口の密封容器やガラス瓶がいいでしょう。冷暗所に保存し、夏場は冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。またトルシィ液は3〜4回繰り返しつかえます。液を再度沸騰させ、塩とビネガーで味を整えると、さらに美味しいトルシィができます。

 <Miniコラム>

エジプトピクルス『トルシィ』をつまみにエジプトワインを楽しむ!

  ワインの歴史は古く、紀元前8000年から6000年の新石器時代には、ワインを作っていたのではないかと推測されています。ブドウの原産は、中央アジアのカスピ海周辺といわれ、古代エジプトの遺跡にも、ブドウ棚から、たわわに実ったブドウを摘み取る人たちや、ブドウの実を男たちが裸足で踏み搾る姿を描いた壁画が見つかっています。そうして得られた果汁は、容器に集められ、壺の形をした容器に移し替えられ、粘土で蓋をして、自然醗酵させて作られていました。
 前回紹介したビールとは違って、古代エジプトでは、ワインは庶民の口には入らない贅沢な飲み物。王に就任する祝いや、王が神に捧げる、極上の飲み物だったのです。古代エジプトの神殿や王宮には自家製ワインを作るための工場がありました。
 現在では、ワインの名産地はフランス、イタリア。しかしエジプトワインが現代につなげてきたワインの歴史を感じながら、そして古代ファラオの政に欠かせなかったワインの存在を感じながら、エジプトワインを一口!きっと深い味わいが口に広がるでしょう。

画像:現在もエジプトではワインの生産が続けられています。オベリスクは、今回料理を紹介してくれた『パピルス』で飲むことができる、エジプト産ワイン。
エジプト「ハーン・アル・ハリーリ市場」
アルバム
   市場のセレクト写真集
見所紹介
   市場を通して見えてくるものは?
番組内容
   ハーン・アル・ハリーリ市場
   をご紹介
制作こぼれ話
   撮影現場の裏話満載!
市場で働く女性
   老いも若きもがんばってます
お国自慢レシピ
   簡単でおいしい逸品を伝授します