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| トロント市内 |
世界一高いCNタワー |
トロント自慢のスカイドーム |
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| 大自然・安全・フレンドリーな人々の国カナダ。 面積は約997万平方キロメートル、日本のおよそ27倍という世界2位の広大な国です。人口は約2960万、公用語は英語とフランス語で、街の看板や商品はたいてい両方の言葉で書れています。カナダ通貨の単位はカナダドルで、1カナダドルが約86.5円(2002年5月現在)です。広大なカナダでは6つの標準時間が設けられ、日本との時差は最も西側にある太平洋岸がマイナス17時間(日本が深夜0時の場合、太平洋岸は前日の朝7時)、東へ行くほど時差は縮まり、最も東のニューファウンドランドはマイナス13.5時間(日本が深夜0時の場合、ニューファーランドは前日の朝11半)です。またカナダは、ほとんどの州で夏時間(4月に1時間進め、10月に1時間戻す)を取り入れています。トロントは、400万の人口と80を越える民族が住む、カナダ最大の金融、商業、そして工業の中心地です。その一方で自然を大切に保全し、緑豊かな公園がいたるところにあります。公園では人々がゆったりとお喋りや、サイクリングを楽しんだりしています。トロントの街で最も目につくのが、CNタワー。553.3メートルという高さのこのタワーは、世界で公認された最も高い建物です。カナダ経済の強さを誇ろうと、1976年に建築されました。世界一高い場所から見渡せる景色はまさに絶景です。 訪れる観光客は、年間200万人以上です。またガラスの床の外部展望デッキからは、真下に広がる地上の景色を見下ろせます。CNタワーの隣に立つスカイドーム。5億ドル以上(約433億5千万円)かけて造られた世界初の開閉式ドームです。メジャーリーグ−ブルージェイズと、フットボール・アルゴノートのホームグラウンドで、約3万7千人の客席が設けられ試合がある時には、たくさんの人々で賑わいます。1965年に建てられた市庁舎は、2つのカーブを描いた建物が向かい合って建っています。隣には1899年に建てられた時計塔のある旧市庁舎が建っています。役所前の広場は冬には氷が張り、スケートをする人々で溢れます。 |
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| ケンジントンマーケット通り |
甘いチョコレート |
お肉を買いに来たお客さん |
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| トロントで週末に多くの人が訪れる場所ケンジントンマーケット。今日では欧州、中東、南米、カリブ、アフリカ、アジアといった世界各地から選りすぐりの商品が売られています。市場で働く人達も、様々な人種の集まりで、地元の方曰く市場では19種類もの言語が飛び交い、トロントの多国籍性がよく理解できます。まるで、世界旅行をしているような気分になります。店は全部で100軒以上あり、魅惑の世界が広がり、お米屋、お菓子屋、骨董屋、カフェテリア、レストラン、古着屋、肉屋、魚屋、八百屋などがあります。トロントは多くの多様な民族が集結した都市として有名ですが、ケンジントンマーケットも同様に、国際色豊かな商品が並びます。ユニークなチョコレート屋さんには、アルファベットの文字の形をしたチョコレート0.99ドル(約86円)やヌードルチョコレート、スパイダーマンのチョコレートもありました。店内は明るくコーディネートされ、チョコレートの甘い香りが人々の心をくすぐります。アフリカ諸国(ガンビア、マリ、セネガル、ガーナなど)から輸入しているという太鼓屋では、お客さんが実際に太鼓を叩いて、太鼓の魅力を体験できます。太鼓の表面は、羊の皮が張られていて触り心地も良く、お客さんも満足そうでした。大きさにもよりますが、値段は50ドル(約4325円)から500ドル(約4万3250円)で売られていました。 |
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| カナダ産のワイルド・カナディアン、細くて真っ黒なライス |
お洒落な骨董屋さん |
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| 米屋には、タイ、インド、アメリカ、アフリカ、イタリア産のお米があります。なかでも面白いのが、カナダ産のワイルド・カナディアンと呼ばれる、細くて真っ黒なライスです。白米と混ぜて食べても、それだけで食べても美味しいそうです。おしゃれな骨董屋にはカラフルな椅子や机、置物などが並びます。店員さんは「仕入れ先は明かせないけれど、良い商品を仕入れて、お客様に喜んでもらえるのは商売冥利に尽きるよ」と話していました。 |
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| アクラムズ・ショップで働くアクラムさん(66歳)と店員さん |
具がぎっしり入っているファラフィル |
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| 地元の人達に欠かせない食べ物が、中東風サンドイッチ(ナン)に入っているファラフィル。ファラフィルとは豆と香辛料を摺り合わせ、揚げたものです。豆をレバノンから輸入していると言うアクラムさん(66歳)。お店のアクラムズ・ショップでは、料理はすべて店で作っているので、新鮮な食材だそうです。1皿2ドル(約173円)で、サンドイッチにはファラフィルと細かく刻んだトマトとタマネギ、ササミソースが包まれています。食べると中の具がこぼれそうなほどの量で、満腹になります。 |
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| 買物に来ていたデイヴィン君 |
若者に人気のエグザイル |
ずらりと並んだ古着 |
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| 個性溢れるお店にあって、ユニークなのは古着街です。若者に人気で、お洒落な格好をした若者達を見かけます。なかでもエグザイルという古着のお店は、古着の卸もやっている本格的なお店です。フランク・ラズキさん(35歳)と、リン・ハーペルさん(45歳)のご夫婦(夫婦別姓)が経営しています。店内は、ジーンズ、ベルボトム、デニムなどのパンツ類が9ドルから(約779円)、ボーリングシャツ、メキシカンシャツなどのTシャツが1ドルから(約87円)、長袖シャツが10ドルから(約865円)、ファンシードレス、などが所狭しと並んでいます。お客さん曰く、「エグザイルにはよく来るよ。シャツなどの買物もするけれど、見ているだけでも楽しいからね」と、話してくれました。 |
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| 大量に積み上げられている古着 |
買い付けに来ていた日本の業者の方とフランクさん |
古着について説明してくれた フランクさん |
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| 人気のリーバイス |
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今回は特別に市場から車で15分離れたとこにある古着の保管場所へ、見学させていただきました。カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、日本の業者が訪ねてくるそうで、取材日には日本の業者の方が、買い付けに来ていました。古着で一杯になった倉庫の一室の中で、日本の業者の方は一枚一枚入念に古着を調べていきます。フランクさん曰く「3〜4年前は、日本の業者とは今より高値で取引していたけれど、今は日本が不景気だから厳しいよね。それと日本の業者は、古着が破れていないかなど厳しいチェックをするから、品質管理には気をつけているよ」と語ってくれました。とりわけリーバイスは人気があるようで、ビッグE(現在のリーバイスはマークが小文字で描かれていますが、昔は大文字で描かれていました)、イエローステッチ(黄色い糸を使用しています)、赤耳(ジーンズの裾の両端の裏側の縫い目の部分を言う。リーバイスは赤いステッテが付けられているので、「赤耳」呼ばれています)があるのが特に、希少価値商品として扱われ、高値で取引されます。 |
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| フランクさんとリンさん |
エグザイル店内 |
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| リンさんは、大学を3年で中退してアメリカのアリゾナからカナダに移住してきました。服に興味があったので、ケンジントンマーケットにお店を出店したそうです。順調に商売が上手くいっていましたが、店が火事に遭っても火災保険会社が保険金を支払ってくれなかったので、大損害を被ったこともあったそうです。現在は同業者が増えてきたので、これからは服を着る楽しさ、人それぞれに合うような個性を引き立たせる古着を、お店に揃えていきたいそうです。将来の夢は自分の気に入った古着を着て、世界中を旅行することだそうです。フランクさんは、奥さんのリンさんとの出会いをキッカケに古着の仕事を始めました。ケンジントンマーケットは、好きな古着を通じて、世界中の人達と出会いえることが魅力と語ってくれました。これからも働く生き甲斐を見つけ、まだ訪れたことのない日本に行ってみたいそうです。 |
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