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| インドの発展都市デリー |
リキシャが行き交うデリー |
多くの人が行き交う チャンドニーチョーク |
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| 南にはインド洋、ベンガル湾、アラビア海の3つの海に囲まれ、北側にはヒマラヤ山脈があるインド。公用語はヒンディー語で準公用語は英語です。800以上の言語がありますが、その他にも、ベンガル語、アッサム語、クジャラート語など17種類の言語が公認されています。面積は328万7782平方キロメートルと日本の約8.7倍。 人口は10億人で年々増加の傾向にあります。暑いだけというイメージがあるインドですが、地域によって気温差があります。北部の平野部では、3月から5月には猛暑で40度以上になりますが、冬には零下まで下がることもあります。南部は年間通して暑いですが、雨期、乾期がはっきりと分かれています。北部の山岳地帯は、冬になると零下まで下がります。また、北西部の砂漠地帯は、3月から5月には気温40度を越えますが、昼夜の温度差が大きい地域です。インド通貨の単位はルピーで、1ルピーが約2.8円(2002年4月現在)です。時差はインドが日本より3時間半遅れです(日本が正午の場合、インドは朝の8時半)。インドは94年以降のGDP(国内総生産)成長率が平均7%前後で、コンピューターソフト、ITなど先進分野が達成している「情報産業国」です。7つの王朝が盛えた長い歴史のあるデリーは、インドの政治、経済、文化の中心です。紆余曲折を経て再びデリーが首都になる(1911年)と同時にニューデリーの建設が始まり、1931年に完成。それ以来、チャンドニーチョウクと呼ばれる商店街や、ムガル王朝の5大皇帝ジャハーンが築城したラール・キラー(赤い城/1648年)がある旧市街はオールド・デリーと呼ばれ区別されるようになりました(一般的にオールドデリーとニューデリーを合わせてデリーと呼ぶ)。デリーは都市発展により、車の騒音や想像を絶する排気ガスなどでデリーの大気汚染度は今や世界第3位の酷さです。高さ42mのインド門は、第一次世界大戦で戦死したインド兵士の慰霊碑で、1929年に完成しました。東西に向かって建つ門には、警備員が立ち、通り抜けを禁止しています。このインド門の周辺には子供達が遊べる噴水や池などの公園があり、インドの歴史的建造物と市民の憩いの場とが一体化しています。 |
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| デリー市内で働くホテルマン |
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| 人口200万人が住むサウス・デリー地区にあるINAマーケット(通称Indian National Army)。その名の通り元々は陸軍のキャンプ地だった場所に、1955年から市場を建てたそうです。市場には店舗が300以上あり、ぎっしりと隙間なく店々が建ち、まるで迷路のようです。山と積まれた色とりどりの野菜や果物の匂いに、誘われます。市場は午前11時頃から徐々に店が開き始め、夕方の4時頃がピークになります。八百屋の商品はすべて1キロ単位で表示され、トマトとカリフラワーは20ルピー(約56円)、ピーマン40ルピー(約112円)、レタス10ルピー(約28円)です。値段表示のされていない八百屋もあり、お店に置いてある紙に書いて値段交渉をします。お客と店員さんで値段の駆け引きがありますが、最終的には店員さんがまけてくれるといった感じでしょうか。 |
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| 日本のコロッケに似ているティッキ− |
ノーマルティを作る店員 |
生きたまま売られている七面鳥 |
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| 日本のコロッケに似た味がするティッキ−。1個14ルピー(約39円)でふかしたジャガイモを潰して油で揚げ、アボガドソースをたっぷりとかけます。表面がカリカリしていて美味しいです。ドーナッツ型のイーマルティ、小麦を揚げたお菓子です。蜂蜜をタップリかけて食べる味は、甘味が強いです。いろいろな商品がありますが驚かされたのは、鶏と七面鳥が生きたまま売られていることです。肉が少々硬い鶏は1羽1000ルピー(約2800円)、柔らかい肉の七面鳥は1羽1750ルピー(約4900円)です。お客さんは選んだ鶏をお店で捌いてもらえますし、生きたまま自宅に持ち帰ることも出来ます。靴屋は運動靴、サンダル、革靴を扱っています。1足250ルピー(約700円)からです。魚も売られており、ムンバイ、カルカッタ、マドラスから送られてきます。ウツボやサメ、鯉や川魚にエビなどの他に、深海魚も売られています。大きなマナガツオは1キロ120ルピー(約336円)です。フライにするのが一般的だそうです。また店では、大きな包丁があり、豪快に魚を捌いてくれます。 ただ魚には無数のハエが群がっているので、あまり衛生的であるとは言い難いです。 |
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| 豪快に魚を捌く |
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| 手際良くマサラ・ドーサーを作る |
出来あがったマサラ・ドーサー |
床屋の店内 |
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| 市場で美味しいと有名なレストラン、サウス・インディアン・コーナー。お客さんにはパコラーと呼ばれる揚物のホウレン草や、タマネギ、ジャガイモ、豆をいっしょに固めて揚げたダールが人気です。お店で評判のマサラ・ドーサーというカレーは15ルピー(約42円)です。お米のクレープに、ジャガイモの入ったカレーをぬり、ココナッツソースかタマリンドウ(豆科の植物で少々甘酸っぱい)スープに付けて食べます。口一杯に広がるサッパリとした感覚は病みつきになります。市場の一角に床屋さんがありました。髭剃り10ルピー(約28円)、散髪15ルピー(約42円)と格安できれいサッパリにしてくれます。市場では日本の醤油やお米も売られていました。現地に駐在する日本人の方も、よく来られるそうです。 |
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| 香辛料を売るカマル・シャルマさん |
お客の要望を聞くカマルさん |
香辛料の入った紅茶 |
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| インドの代表的な食品と言えば、カレーと香辛料。市場で独特な香りを漂わせている香辛料のお店、クリシャン・ラール・マサラ・ストア。お店を経営している、カマル・シャルマさん(34歳)は、南インドの香辛料86種類を取り扱っています。1キロ16ルピーから360ルピー(約45円から1008円)で販売しています。カマルさんは、香辛料の味をお客からの要望通りに作れます。香辛料の調合は非常に難しいそうですが、顧客から信頼されています。15年以上カマルさんのお店から、香辛料を仕入れているレストランもありました。「非常に品質の高い香辛料を作ってくれるので、安心だよ」と信頼を寄せていました。人気の商品はカーメン・コリアンダーという唐辛子の一種です。1日に数回紅茶を飲むインドで、紅茶に入れる香辛料は日常生活の必需品です。紅茶は香辛料を入れた後、少し沸かしてミルクを入れ、少し時間をおいてから、強火で沸かすのが美味しくする秘訣で、このような沸し方により香辛料と紅茶の味はより深みが増すそうです。 |
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| カマルさんと妻のレーム−さん(32歳) |
香辛料を調合する |
店頭に並ぶ香辛料 |
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| カマルさんは、香辛料を作る仕事は家族で40年以上続けています。16歳から父の仕事を手伝い始め、26歳で後を継いだそうです。香辛料は暑い気候で失われるビタミンを豊富に含み、体内をきれいにする働きもあります。但し摂取しすぎは体に害になるので注意が必要だそうです。「香辛料は、ただ料理を辛くするものと考えている人がいるけれど、香辛料の正しい味わい方を知って欲しいです。」とカマルさんは話してくれました。毎朝、市場にある精製工場で150キロもの香辛料を作るカマルさんは、香辛料と常に向き合うことで、ますます香辛料の面白さに触れていきます。 |
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